自己肯定感がUPする5つの習慣

自己肯定感がUPする5つの習慣

「自分なんて…」「どうせうまくいかない」
そんな風に感じる時、それは「自己肯定感」が下がっているサインかもしれません。

自己肯定感とは、「今の自分で大丈夫」と思える気持ちのこと。
これが育つと、自信をもって行動できるようになったり、人との比較に悩まなくなったりします。

今日は、そんな自己肯定感を育てるための5つの簡単な習慣をご紹介します。
どれも誰にでもできるものばかり。ぜひ、毎日の中に取り入れてみてくださいね。


朝、目が覚めたらまず両手を上に伸ばして「ヤッター!」と声に出してみてください。
たとえ気分が乗らなくても、明るい動きを先にすると、心もそれにつられて前向きになります。

体の動きと感情はつながっています。
このポーズは、毎朝の気分にエンジンをかける簡単なスイッチになりますよ。


失敗した時や落ち込んだ時、自分に厳しい言葉をかけていませんか?
そんな時は、そっと両腕で自分を抱きしめてあげてください。

まるで親しい人にするように、「つらかったね」「でもよくやったね」と心の中で声をかけてみましょう。
自分自身を受け入れる優しさが、自己肯定感をじっくり育ててくれます。


つい「どうせ無理」「自分にはできない」と言ってしまうこと、ありますよね。
そんな時は、否定言葉を肯定言葉に言い換えてみましょう。

たとえば…

  • 「また失敗した」→「またひとつ経験が増えた」
  • 「自分には無理だ」→「今は難しいけど、少しずつやってみよう」

言葉は自分へのメッセージ。
意識して変えるだけで、心の反応も変わってきます。


夜、寝る前に「今日よかったこと」を1つだけ思い出す習慣もおすすめです。
大きな出来事でなくて構いません。

  • 「空がきれいだった」
  • 「同僚がありがとうと言ってくれた」
  • 「予定通り夕飯が作れた」

小さな「よかった」が心の栄養になります。
ノートに書いたりスマホに記録したりしておくと、落ち込んだ時の力にもなりますよ。


「もし失敗したらどうしよう」「怒られたらどうしよう」など、未来への不安は誰にでもあります。
不安を減らす一番の方法は、「最悪のケースに備えておくこと」です。

たとえば…

  • プレゼンが不安 → 質問されそうな内容をあらかじめメモしておく
  • 人間関係に不安 → 苦手な人への接し方を事前に紙に書き出してみる
  • 面接が緊張する → 答えに詰まった時の言い方をあらかじめ練習しておく

「準備」があるだけで、不安は「対応できること」に変わります。
「ダメだったらどうしよう…」から「こうなったら、こう動こう」に変えることで、自分を信じる力も育っていきます。

今回ご紹介した、自己肯定感がUPする5つの習慣はこちらです。

  1. 朝の「ヤッター!ポーズ」
  2. 自分をぎゅっと抱きしめる
  3. 否定言葉を肯定言葉に変える
  4. 「今日のよかったこと」を見つける
  5. 不安なことに備えて準備する

全部を一度にやろうとしなくても大丈夫。
まずは「朝のヤッター!」だけでも、ぜひ今日から始めてみてください。
それが、自己肯定感を育てる第一歩になります。


もし「ひとりでは続かない」「もっと深く自分を見つめたい」と感じた方は、心理カウンセリングを受けてみるのもおすすめです。

カウンセリングでは、あなたの話をていねいに聞きながら、心の整理や習慣化のサポートをしていきます。
あなたの心が少しでも軽くなるお手伝いができたら、とてもうれしいです。

お気軽にご相談くださいね。